大山登山完全ガイド!アクセス、服装、持ち物など初心者の疑問解消します

ミシュラン2つ星の眺望

※本ページはプロモーションが含まれています

大山は神奈川県の丹沢の東端に位置する標高1,252mの山。今回は、大山に登ってみたいと考える登山初心者さん向けに、大山へのアクセス、見どころ、持ち物、服装、コースと難易度、温泉情報など知りたい情報を、まとめてまるっとご紹介します。

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大山って?大山の見所

大山は、関東の霊峰とも言われています。都心からのアクセスも良いため人気の登山先として知られているとともに、観光地にもなっています。江戸時代には「大山詣り」と言って年間数十万人も訪れる信仰を集めていました。富士山と大山の神様は、親子の神様の関係で、両方に参ることを「両参り」というそうです。
また、「雨ふり山」として古来より雨乞い信仰の中心地としても広く親しまれてきました。現代では、パワースポットとしても注目を集めています。

大山の見所1:ミシュランガイド二つ星の眺望

晴れていれば江ノ島も見渡せる阿夫利神社下社からの眺望

現代でも、伝統あるフランスのミシュラン社のガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に「大山阿夫利神社からの眺望」は、二つ星(寄り道する価値のある場所)として紹介され人気の観光地。晴れた日には相模湾を一望できます。登山ですと難しいですが、夜景も見事です。

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大山の見所2:魅力いっぱいの大山豆腐料理

阿夫利神社下社近くのcafe豆腐パンケーキ

大山の名物は、「お豆腐」と「コマ」。 コマはお金がまわるなどの縁起物としてお土産に人気。コマ参道では、豆腐料理をいただける宿坊やお土産やさんが軒を連ね、登山客や参拝客に人気。
本格的な豆腐料理の他にも豆腐ソフトクリームや豆腐パンケーキなど豆腐を使った軽食もおすすめ!登山後は冷たいソフトクリームが相性がいいですね。大山阿夫利神社下社の売店でいただいた「豆腐ソフトクリーム」は、豆腐の味が濃厚で豆腐好きには最高でした。

大山の見所3:大山寺のかわら投げで厄落とし

中央の赤い輪にお皿を投げて厄落とし

ゲーブルカーの中間駅でもある「大山寺」駅下車。黒く重厚な外観から歴史を感じる「大山寺」では、厄を落とす「からわけ投げ」があります。直径6cmほどの素焼きの土器を投げ、

  • 一.投げて厄を落とし
  • 一.砕いて厄を祓い
  • 一.的を通して願いが叶います

という「厄除け、開運」の行事。1回300円で、チャンスは2回。数十メートル先の輪っかに向かって土器を投げます。うまく輪に通すと願いが叶うというもの。
私も挑戦してみましたが、「からわけ」は、思ったよりとても軽くて、遠くにとばず2回とも輪の随分手前に落下してしまいました・・。
腕に自信のある方は、運試しに是非!

大山へのアクセス

小田急小田原線「伊勢原駅」下車。新宿から約1時間。
伊勢原駅からは、路線バスに乗り換え。北口の4番乗り場から約10〜20分ごとに出ている「大山ケーブル」行きに乗りましょう。終点の「大山ケーブル」バス停まで30分弱になります。

▼神奈川中央交通
「伊勢原駅北口」バス停の「大山ケーブル」行きバスの時刻表

観光客の増える時期は、臨時のバスが出てることもあります。今回GWの合間に訪れましたが、臨時バスが出て定員オーバーで、予定のバスは見送ったものの、10分後には次のバスに乗ることができました。しかも、直行だったので早く着くというおまけ付きでラッキーでした。

「大山ケーブル」バス停からは、おみやげ屋さんが軒を連ねるコマ参道を通ってケーブルカーの乗降地「大山ケーブル」駅へ歩いて15分程くらいになります。途中、眺めているだけで楽しいお店が並んでいますので、ついつい寄り道しがち。
ケーブルカーを利用する方は、出発時間をチェックして早めに並びましょう。

▼ケーブルカー時刻表
https://www.ooyama-cable.co.jp/timetable/

こちらも、観光シーズンは、非常に混み合っており20分ごとの出発ですが、行列は覚悟した方がよさそう。予定の出発便から2~3本分は余裕を見ておいた方がよさそうです。

新宿から大山阿夫利神社下社までのアクセスと所要時間まとめ

  • 小田急小田原線:新宿駅ー伊勢原駅(60分)
  • 神奈川中央交通バス:伊勢原駅北口ー大山ケーブル(25分) ※系統 伊10/伊11
  • 徒歩:大山ケーブル駅ーコマ参道ー大山ケーブル山麓駅(15分)
  • ケーブルカー:大山ケーブル(山麓駅)ー阿夫利神社(山頂駅)(6分)
  • 徒歩:大山ケーブルー阿夫利神社下社 (2~3分)

新宿からなら、阿夫利神社下社までケーブルカーを使えば約2時間弱。ただし、路線バスとケーブルカーは、1時間に3本。混雑時は、臨時便が出ても1〜2本は見送ることになりそうです。待ち時間が発生することを考えて行程には30〜60分以上は余裕を持つことをおすすめします。

ケーブルカーを使わないで大山阿夫利神社下社に行く場合

私は、ケーブルカーを待つのもしんどい、登山に来たからには歩いて大山寺、大山阿夫利神社に参拝したいとケーブルカーを使わずに、大山阿夫利神社下社まで行きました。その場合は、所要時間は約40分です。体力に自信のある方は、是非!

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大山ケーブル駅の駐車場

駐車場は数台分しかないのでバスがおすすめ

バス停そばの市営第2駐車場と、近くに市営第1駐車場があります。写真の通り台数はかなり限られてます。ほかに民営駐車場は多数あるのでそちらも利用しましょう。

大山登山の代表的なコース

大山ルート案内看板。クリックで拡大できます

大山に登るには、いくつかのコースがあります。今回は、最もメジャーなコース大山阿夫利神社下社→大山山頂の大山阿夫利神社本社→見晴台→大山阿夫利神社下社に戻るコースにしました。行きは、ケーブルカーを使わず女坂から、大山寺経由で。帰りはケーブルカーで戻ります。

次回は、時間を作って日向薬師、広沢温泉へ抜ける「癒し・スピリチュアルルート」も行ってみたいです。こちらは、帰りに温泉でさっぱりできるのが何より魅力ですね。後述しますが、このルートは、美肌温泉と、この土地の水にこだわったラーメンが楽しめます。

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大山登山スタート!伊勢原駅からケーブル駅へ

山頂までは、伊勢原駅からのバスの時間も含め約3時間。ケーブルカーを使えば、駅から2時間15分くらいです。
観光シーズンは、路線バスとケーブルカーが混むことを考えて少し早めに。9時前には、伊勢原駅着の予定で計画を立てたいですね。
ところが、予定していた電車がこなかったため、慌てて路線変更。慣れない路線だったため予定の1本を間違えて見逃すという失敗をし、駅に着いたのは、9時を少し回ってしまいました。

伊勢原駅駅前にはすでにバス待ち行列が

観光シーズンの休日は、行列を覚悟で

北口に出てすぐ4番乗り場では、すでに行列。ちなみの駅のトイレはいっぱいでしたが、駅の外の公共トイレは、誰も並んでいませんでしたのでこちらがおすすめ。普通に清潔なトイレです。
また、駅の周辺はお店もたくさんありますので、買い忘れやランチも調達できます。数名で行った時は、一人が並んで買い出しもできますね。
GWの合間の平日でしたが、すでに次のバス1台では入りきらないほどの人数が待っています。次のバスまで20分は待つかと覚悟しましたが、10分後には臨時増発便が来て、無事に座ることができました。
伊勢原駅から、終点の「大山ケーブル駅」までは、所要時間は約28分。直行だと約25分です。運賃は、大人310円。

28分バスで立っているのは、なかなか大変。心配な方は、タクシーを利用しましょう。大山まで、約2500円前後です。数名のパーティの場合は、少々割高になりますがタクシーも選択肢になりますね。

ケーブル駅からコマ参道を通って女坂へ

バス停を降りて200mくらいでコマ参道入口へ

バスでは、地元伊勢原市出身の落語家「金原亭馬玉」さんによる特別アナウンスが流れていました。江戸時代の大山詣の人気ぶりや地元名物「とうふ」「こま」の紹介など、小話を聞いていると30分もあっという間でした。ちなみにこの特別アナウンスは、臨時便だけのよう。
ケーブル駅周辺は、お土産屋さんや観光案内所がありひらけた場所です。

観光案内所には、パンフレットのほか荷物預かり(17時まで、有料)やFreeWifiなどのサービスも。表には、周辺の宿坊の温泉の案内看板も出ていました。事前に知らなかったので、予定に入れてませんでしたが予約しておけば、いくつか宿坊の入浴も可能なようです。

観光案内所。荷物預かりやwifiもあります

観光案内所でパンフレットをもらいチラ見しつつ、コマ参道へ。コマ参道は、両端をお店や宿坊で囲まれた道で、階段362段、踊り場27段の坂になっています。通常15分かかりますが、お店を覗きながら登るともう少しかかりそうですね。

途中、名物の豆腐料理やおせんべい、みたらし団子など誘惑たっぷり。


ゆっくりと見ていたいくらいですが、少し遅れていたくらいなので、急いで通り過ぎました。登山ではなく参詣だけの時は是非ゆっくりしたいところです。

大山の男坂と女坂

男坂と女坂の別れ道

参道を抜けて、早足で、ケーブルカー駅方面へ。ケーブルカーの混雑を避けたいのと大山寺に行きたいこともあり、今回はケーブルカーを使わずに女坂を通って、大山阿夫利神社へ向かうルートを選びました。
ケーブルカーを使わない場合は、阿夫利神社下社までが30~40分かかります。観光シーズンはご覧のように、20分に一度しかないため行列です。臨時便が出ていても、並ぶことになるかと思います。
ケーブルカーを待つ人で溢れています

ケーブルカーを待つ人を横目に、女坂へ。男坂と女坂がありますが、名前から想像できる通り男坂は、写真のような急勾配で、阿夫利神社駅まで30分。
右奥が男坂への道。かなり急です。
女坂は、このように比較的整備されて歩きやすく40分。
女坂は緩やかな階段が多い
とはいえ、やはり坂であることには間違いなく、運動不足には、そこそこきつかったように思います。

女坂の七不思議

七不思議を探しながら登ろう

女坂には、石標があり「女坂の七不思議」があります。それぞれ由来を示す案内板があり探しながら登るのも楽しみの一つ。6番目の潮音洞では、穴にに近づいて心を鎮め耳を澄ませると遠い潮騒が聞こえてくるという説明に試してみたくなり、耳を近づけて見ましたが、、残念ながら、潮騒までは聞こえませんでした。

  • その1 弘法の水
  • その2 子育て地蔵
  • その3 爪切り地蔵
  • その4 逆さ菩提樹
  • その5 無明橋(むみょうばし)
  • その6 潮音洞(ちょうおんどう)
  • その7 眼形石(めがたいし)

女坂経由で大山寺へ

奈良の東大寺を開いた良弁僧正が開山

女坂を登ること約15分。大山寺へ到着。大山寺は、ケーブルカーの中間駅にもなっているので、ケーブルカーでくることもできます。ケーブルカーでも最後は、このような急な上り坂。

この階段を登りきることで余計ありがたみを感じてしまうのかも・・・。ケーブルカーを使って山頂駅の阿夫利神社まで行く人がほとんどなので、大山寺は、人少なでした。

お寺へ向かう坂

お寺にあった、案内板によると、大山寺の山号は「雨降山」。755年建立で歴史のあるお寺。農・漁・商・工・職人・技芸が子孫に伝わる冥加があるそう。
ゆっくりお参りしてから、興味があった前述の「からわけ投げ」に挑戦!厄年ではないものの、除けるに越したことはありません。お皿が輪っかを通れば願いも叶うなら、一投三鳥!

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からわけ投げに挑戦!

下を覗くと、輪っかはかなり下方で遠く見えます。50メートルはありそう。投げるだけなら簡単かと思いつつも、今回は、普段投げない素焼きの皿。力加減も投げ方も考えないといけません。目標物は下方だしお皿なので横投げで良さそう。お皿は直径6cmで手の平にすっぽり入る小ささ。そして100gもないんじゃないかというほど軽い。小さく平べったい軽石を投げるようなものです。遠くまで飛ばすのは至難の技・・。

手首のスナップを効かせて、エイっと勢いよく投げて見ましたが・・・。2枚ともかすりもせず。輪のはるか手前、10〜20mくらいしか飛ばせませんでした。残念。野球など得意な方は、是非調整して見てください!

あとはお寺の裏に抜けるとお手洗いがあります。ここから先は、阿夫利神社下社までトイレがないので、済ませておきましょう。


トイレを抜けてお寺のすぐ裏方面から抜ける道を出ると、女坂の七不思議の5番目の無明橋(むみょうばし)です。
赤い小さな橋があるのですぐにわかります。
この橋、渡りきったところに前述の「無明橋(むみょうばし)」の説明があります。
無明橋はおしゃべり禁物?!

話をしながら通ると橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪い事が起きたりするという。
引用:丹沢大山国定公園ガイドより

橋の手前に説明書いてよと言いたくなってしまいますね。ちなみに大山寺側の橋の手前には、山蛭の対処法の看板がありました。

ヒルに注意!
ナメクジと一緒で「塩」がいいのですね。
(ちなみにヒルがいると事前情報あったので、ゲイターも用意していきましたが、結局、ヒルには遭遇しませんでした)

大山寺から阿夫利神社下社へ

阿夫利神社下社

大山寺で少し滞在してしまったので、急ぎ足で阿夫利神社方面へ。15~20分ほどです。途中、ケーブルカーと交差する箇所があるので、うまくいけば山の中を走るケーブルカーの撮影することもできます。
ケーブルカーと交差するポイントで撮影しよう

阿夫利神社下社の手前の階段を登り切る前に公共のトイレがあります。1回50円で利用できます。100円はあっても、50円てなかなかないので、50円玉を用意しておくといいかもしれません。

1回50円。50円玉を予め用意するといい

また、下社あたりでは売店やカフェもオープンしています。

山の上とおもえないおしゃれなカフェ

店内も落ち着いた雰囲気。

事前にパンフレットでチェックして気になっていた「大山豆腐パンケーキ」が・・!まだ、山頂までかかるのでどうしようかとかなり迷いましたが、登る前に食べてカロリー消費した方がいいと判断し「大山とうふパンケーキキャラメルフォンデュ」のドリンクセットを頼んでひと休みすることにしました。
大山豆腐パンケーキ キャラメルフォンデュ

自然の中で美味しいものを食べるのは、やはり至福のひととき・・。
食感しっかり。豆腐パンケーキ

キャラメルフォンデュが疲れた体にちょうどいい

キャラメルの濃厚な甘みが疲れた体にちょうどよく、居心地も良すぎて50分も長居してしまいました…。

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大山阿夫利神社下社からの眺望

ミシュラン2つ星の眺望

ミシュランの2つ星に認定された「大山阿夫利神社下社からの眺望」です。
曇り空だったため、残念ながら、江ノ島などははっきり見えませんでした。周囲はひらけて遮るものは一切ないので、晴れた日なら素晴らしい眺めを堪能できたと思います。次回に期待ですね。

下社では、御朱印も頂けます。御朱印帳を持って行っていなかったので別紙でいただきました。

阿夫利神社の御朱印

荷物に余裕がある方は、せっかくなので御朱印帳も持っていくとよいですね。

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大山阿夫利神社下社から大山山頂まで

大山山頂の景色

下社の左側から頂上の本社へと続く登山口があります。お祓いをして登拝門をくぐり頂上を目指します。ここからは、整備されてるとはいえ、本格的な山道です。

さすがに普段着姿の参拝者は、もういません。10分も立たないうちに、夫婦杉に到着。
右下の人と比べると大きさがわかります

樹齢は5〜600年。とても1枚では収まりきらないほどの大きさです。根元が1つ2本に分かれた縁起のいい大木で、見上げてみても高さは、ビルの2~3階分はありそうです。

山頂までの道は、道標があり数分ごとに1丁目、2丁目と続き頂上まで28丁目。前述の夫婦杉は、8丁目にあたります。現在地がわかりやすく便利ですね。15丁目の天狗の鼻突き岩、20丁目の富士見台と名所のまでの目印にもなります。


コースタイムでは、下社から16丁目まで30分。16丁目から山頂まで50分です。慣れない方は、休憩も含め1時間半は、見ておきましょう。

山頂は、売店もありいろいろ売っています。ビールやコーヒー、おしるこ、食事はカレーライスや焼きおにぎりカップ麺もメニューにありました。


テーブルと椅子もあるので、バーナーでご飯を作ったり、持参したお弁当を食べる人など思い思いに過ごしています。大学生のサークルと思しきグループは、自己紹介し合ってました。山登りで絆を深めるのはいいですよね。

もちろん、山頂には、阿夫利神社奥の院があります。

阿夫利神社奥の院

しかし、この日は、空いてませんでした。残念。お守りや御朱印など下社で、貰っておくのが無難なようです。

山頂で休みした後、出発前には裏のトイレに必ず寄りましょう。次の目的地の見晴台にもトイレがありません。

山頂より後下社までトイレはないので注意

見晴台から下社に戻るコースでも最短1時間10分、日向薬師に向かうコースになると2時間35分トイレがないことになるので気をつけてください。山頂でのランチは、水分と塩分控えめが良さそうですね。

大山山頂から見晴台、阿夫利神社下社へ

見晴台は休憩にぴったり

山頂でゆっくりしたら、見晴台へ向かい出発!下りは、ひたすら山道を下る、下る、下る・・・
特に見所もないので、ひたすら無言で下るのみです。

約50分。ひたすら進んで見晴台に到着。見晴台という名を忘れたくなるほどの曇り空。

お弁当やおやつを食べるのに丁度いい

とはいえ、ベンチとテーブルがあり街を見下ろしながら一休みできるので休憩には絶好のスポットです。
初めは、日向薬師に向かおうと考えていたのですが曇り空で空がゴロゴロとなりだしたので、下社に戻るコースをとることにしました。山の天気は変わりやすいので、安全策をとるに越したことはありません。

見晴台から下社までは20分ほど。途中、二重滝と二重神社があります。

二重神社

二重滝は「雨乞いの滝」と呼ばれ、大山寺を開創した良弁僧正が大山に登った時に竜神が現れたと言われているそうです。

大山の登山道は整備されているため歩きやすいのですが、下りは足に体重がかかるため、結構足にきます。今回は低山と思っていたのに、最後は、膝が笑うほどでした…。山になれた方でも、意外にきつかったという記録が結構あります。この日のあと数日、筋肉痛でした。大山は、整備されている山道の割には、足腰使います。運動不足の方は気をつけて。

ケーブルカーを使って大山下山

帰りはケーブルカーで

下りは、ケーブルカーを使いました。下社の売店で豆腐ソフトクリームを買ってゆっくりしようと思ったら、あと数分でケーブルカーが出るとのこと。これを逃すと20分待つことになります。
慌てて、お金を払ってソフトクリームを持ったままケーブルカーに乗り込みました。
豆腐ソフトクリームは濃厚で美味しかった!

下りなので、行列を待つこともなく乗れました。ケーブルカーは、約6分。登ると40分かかったところもあっという間に到着です。山麓駅について、豆腐ソフトクリームを堪能したいところですが、次の路線バスまで時間がありません。

ケーブル駅からバス停まで、コマ参道を急いでおりましたが間に合いませんした。おそらく参道でお土産を買う時間を見越したバスのダイヤになっているのかもしれません。おとなしくコマ参道でお土産を吟味しながら、バス停に向かった方が良さそうです。

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大山登山後の温泉

当初は、日向薬師に向かうコースの途中のクアハウス山小屋で汗を流そうと考えていましたが、GW期間はお休みだったため別の入浴場所の候補を探しました。車がある方は、伊勢原駅から北へ10分ほどの伊勢原温泉もいいですね。。
また、今回のコースのようにコマ参道に戻る方は、事前に予約しておけば日帰り入浴が可能な宿がいくつかあります。

日帰り入浴が可能な宿

  • 旅館元滝
  • 旅館浅田
  • 古宮旅館
  • 東学坊

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七沢温泉コース 美肌の湯温泉とこだわりラーメン

また、七沢温泉へ抜けるコースも人気。見晴台から日向薬師方面へさらに抜け日向山、七沢温泉の「七沢荘」がコースの定番。ここの温泉は、「全国美肌の湯ベスト9」にも選ばれたことがあるそうでpH9.54以上の強アルカリ性のヌルヌル温泉。21時まで営業しているのも嬉しい。

▼七沢荘
https://nanasawasou.jp/

このあと、この土地の水を選び抜いてわざわざここにお店を開いたというZUND-BARのラーメンを食べるのが定番コース。
▼ZUND-BAR
食べログ ズンドバー

帰りは、広沢寺温泉入口バス停から小田急の本厚木駅へ28分です。
美味しいラーメンと綺麗になれる温泉が待っていると思えば、辛い山道も耐えられそう!次は是非このコースに挑戦したいと思います。

大山登山の服装

大山は低山の部類に入ります。ケーブルカーを使い下社までなら普段着でOKですが、それ以降の奥社まで行くのであれば登山の服装は必須。標高は、1,252mなので山頂の気温は、ふもとよりも7度近く下がります。5月6月であれば、ダウンまではいらないまでも、レインウェアや薄手のアウターは必携です。

ヒル情報があったので、短パンはさけトレッキングパンツの下にタイツ、もしものためにスパッツも用意しました。結果、ヒルには遭遇しなかったのですが、山頂付近で曇り空になると、だいぶ肌寒くなります。(5月上旬)
雨は降らなかったので着なかったものの、防寒用にもレインウェア上下はやはりは、必要です。

5月の大山登山服装

  • 帽子
  • ウィンドウシェル
  • 半袖+アームカバー
  • トレッキングパンツとタイツ
  • 厚手の靴下
  • スパッツ
  • レインウェア上下
  • トレッキングシューズ
  • 25Lザック

これ以降の季節になると、1000m級の山はとても暑くなってきますので熱中症などに気をつけたいところですが、半袖だけにするなどは、NG。紫外線対策も考え真夏でも必ず長袖のアウター、レインウェア上下は携帯しましょう。

大山登山 日帰り持ち物

  • 財布:現金とスイカなど
  • 保険証
  • 水:1.5L以上(暑いので意外に飲んでしまいます)
  • 時計
  • レインウェア上下
  • 軍手(途中鎖場あり)
  • ヘッドライト(暗くなった時のため)
  • ランチ
  • 行動食
  • バーナーとガス
  • 食器類
  • 流せるティッシュ
  • ハンカチ
  • 携帯&モバイルバッテリー
  • 地図
  • 普段使いの薬
  • 日焼け止め
  • 塩(ヒル対策)
  • 虫除け

温泉に入る場合

温泉後用の着替えや洗顔メイクセットが必要。できれば、足元も解放したいので山靴の代わりになるサンダルなどもあるといいですね。

  • 着替え(下着、帰りのワンピースなど)
  • 洗顔セット
  • メイクセット
  • お風呂セット

▼関連リンク
山の服装ってどうするの?女性初心者コーデを予算別に完全解説

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まとめ

今回は、人気の大山登山についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?都心からのアクセスが近く、パワースポットでもある大山は、現代でも人気のエリア。初夏のGWや紅葉の季節はとりわけ訪れる人も多くなります。
バスやケーブルカーの時間に気をつけ、行程を組んでくださいね。

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