夏の登山の服装って?ハイキング、トレッキング、登山におすすめコーディネート

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夏は登山のベストシーズン!都会の暑さから逃れアルプスの山々に向かうのは爽快の一言。冬に比べ雪がない分、装備は軽く済むものの、夏には夏特有の注意点も。今回は、夏登山の標高別に必要な服装や装備をわかりやすくご紹介します。

夏の低登山コーディネート(1000mまで)


1000mまでなら、半袖とトレッキングパンツあるいはタイツとショートパンツや山スカートをベースに肌寒くなった時のために、ミドルウェアとしてウインドウシェルなどがおすすめです。または、トレイルシャツもおすすめです。


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高さによっては、まだ気温が上がりきらない4月〜5月は、山頂では2月〜3月並みの気温になる場合も。東京の4月の平均気温が14℃ほどなので、1000mで6℃下がる計算ですと、8℃くらいです。ほとんど使わないかもしれませんが、もしものためにもコンパクトな薄手の防寒着は持っていきましょう。
もちろん、レインウェアは、どんな時でももちろん上下必須です!

また、逆に気をつけたいのは、7〜8月の真夏には1000m以下の山は、ほとんど平地と気温も変わらず暑すぎる中、激しい運動をすることになるので熱中症に気をつける必要があります。この時期は、もう少し高めの山に登ったり、脱水症状に気をつけてまめな水分補給をするようにしましょう。



夏の中級登山コーディネート(2000mまで)

2000mまでになると少し遠出も必要になり、行程も長くなってきます。登山口に行くまでも長時間の移動が必要になってきます。少しでも体力を温存するために機能性や軽さにも注目するようにしましょう。
機能性の高い長袖ウェアとトレッキングパンツ、ウィンドウシェルをベースに、状況に応じて防寒着、レインウェアを着ることになります。
10℃以上気温が下がると、体への影響も大きくなります。麓から山頂までの間、ジャケットなどの脱ぎ着しやすいミドルウェアでまめに脱ぎ着してうまく体温調節しましょう。

夏の高山コーディネート(3000m以上)



夏は、1000m級の親しみやすい山はもちろんのこと、冬には雪山用の装備がないと登れないような3000m級の山にも挑戦できます。3000m登ると山頂は18℃も気温が下がりますので、防寒着は必須です。朝晩は冷え込みは、想像以上。しっかりしたダウンジャケットやフリース、その他防寒着を用意しましょう。
トレッキングシューズは、ハイカットのしっかりしたものを。泊まりになることがほとんどなので、山小屋やテントで動きやすい服装も用意しておきましょう。

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初めての富士登山の服装、持ち物!女性初心者向けに必要なものリスト

夏登山の服装・装備で気をつけたいことは?

夏は、登山に適した季節ですが、昼間の気温の上昇や強い直射日光など他の季節より気をつけたいこともあります。事前にチェックしておきたいポイントをまとめてみました。

標高によって変わる気温差に備えよう

東京は、真夏ともなると30℃を超える日が続きエアコンなしでは過ごせないほど。そんな時は、海や山の避暑地へ行きたくなりますよね。高いところに行くと、涼しくなるのは知られていますが、どのくらい涼しくなるかというと、100m標高が高くなると、気温が0.6℃下がります。1,000m登れば6℃も気温が下がるのです。天然のエアコンですね。

▼関連リンク こちらの記事に標高差による気温差をまとめてます
標高差にも対応できる「重ね着」で体温調整しよう!

登山先のベストシーズンをチェック

雪が溶け夏装備で登山を楽しめるのは、5月くらいから。高尾山(599m)や筑波山(877m)などの初心者向け低山は、平地とほとんど気温差はありませんので、本格的に熱くなる7月以降はむしろ暑すぎるくらいです。3〜4℃しか気温は違いませんので、初夏5月くらいがベスト。

また、この時期は、標高のある山は残雪がありますので、夏装備の本格的な登山はまだ先になります。

逆に3000m級になると、1000mで6℃下がりますから18℃も下がり冬へ季節が変わったくらいのインパクト。
真夏でもダウンジャケットも必要になります。もちろん朝晩の冷え込みはさらに厳しくなりますので、高山では真冬並みの防寒着は必須なのです。

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日本百名山 登山適期順一覧

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直射日光をどのくらい受けるかチェック

また、もう一つ気をつけたいのは、直射日光の影響。直射日光も標高が高くなるほど強くなります。もともと岩がメインの山では、日光を遮る樹々がなく照り返しもあるため、日光を直接受けることになります。
暑さによる消耗はもちろんのこと、紫外線による疲労も無視できません。目から紫外線を受けると、疲労がたまるとも言われています。

また、長い時間日光に当たると、運動などをしなくても「疲れた」と感じたことはないでしょうか。実は、紫外線を目に照射した動物実験によると、疲労の際に見られる物質が血中に増加していたことがわかりました。この原理も先に説明した「目から日焼け」と同様の仕組みで起きています。そして、この仕組みは人間がストレスを受けたときの反応とも同じなのです。
引用:真夏でなくても油断禁物!紫外線と「疲れ」の意外な関係

長時間、照り返しの強いトラックや道路を走るマラソン選手が、サングラスを着用しているのは疲労を防ぐためでもあるのです。
登山用のサングラスもあるので、日光の影響が強い山に登る場合は用意しましょう。
普段メガネもかけないので、サングラスはちょっとという方はつばがしっかりした帽子は必携です。


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過度な肌の露出は厳禁!紫外線と傷を防ぐための帽子やタイツ

レインウェアは、夏の大量の汗を逃す透湿性も注目!


また、夏は大量の汗をかくため脱水症状に気をつける必要があります。特に雨が降った時は、レインウェアの中は、湿度が高くなり汗がこもりがち。汗を逃す透湿性もチェックしましょう!レインウェアの中で大量の汗をかいたことに気づかず、電解質が足りなくなり頭がクラッとしたことがあります。塩飴やミネラルを含んだタブレットをなめ、すぐ回復しましたが、通常よりもこまめに水分やミネラル補給をする必要があります。



まとめ

いかがでしたか?夏の登山は、平地の暑さを逃れ木々が生い茂った中歩く時は、緑が気持ちよく山頂に着いた時の青空は突き抜けるよう!気持ち良さは、言葉に尽くしがたく次はどこの山に登ろうと考えてしまいます。
けど、山登りを始めたばかりの方は、季節や山によってどんな格好で登ればいいか悩んでしまいますよね?
どの高さの山も基本は、同じですが途中、体温調節するためのミドルウェアや防寒着、暑さや日光対策をポイントに選べば安心です。
抑えるべきポイントを事前に知って登山を楽しんでください。

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