春から夏になると特に気になる紫外線。日焼けだけでなく、肌の老化なども引き起こす存在です。そんなときの救世主が日焼け止め。数ある日焼け止めの中からひとつを選ぶのは大変ですよね。紫外線が引き起こす影響や、日焼け止めの選び方をご紹介します。
日焼けの原因とは？
日焼け防止のためにとりあえず日焼け止めを塗っている人も少なくないはず。日焼け止めには強さなど種類があります。まずは日焼けのメカニズムを理解していきましょう。
そもそも紫外線って？
紫外線の影響で日焼けが起こる、ということはなんとなく理解出来ていても、細かい原因はよくわからなかったりしますよね。
紫外線は、太陽光線に含まれているもの。波長の長さによって分けられます。その中でもUVAとUVBが実際の日焼けの原因になります。紫外線は冬でも曇りでも一年中降り注ぐものです。太陽光と違い、眩しさや熱さを感じないので浴びている実感はありません。
4月から紫外線は強くなると言われていますが、紫外線対策は一年中必要なのです。
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身近な紫外線UVAとは
紫外線の波長の中でもUVAは最も身近な紫外線。全紫外線のうち95％を占めるもので、曇りでも室内にいても存在するものです。
浸透力が高いので、皮膚の奥の真皮にまで入り込み、コラーゲンやヒアルロン酸などを作り出す細胞を傷つけます。ハリや弾力など、肌質に重要なたんぱく質を変形させてしまうことも。それがたるみやシワの原因となり、肌老化を引き起こすのです。
赤みや炎症が起きにくいので気づかないうちに影響がある可能性があります。
肌の炎症を引き起こすUVBとは
エネルギーが強い波長がUVB。DNAにダメージを与え、皮膚がんの原因にもなります。紫外線を浴びると人間の肌はメラニンを生成します。
メラニンとは黒い色素で、紫外線を吸収し、肌細胞を守るために出来るもの。ターンオーバーによって細胞とともにメラニンが押し上げられるので、皮膚が黒くなったように見えるのです。
細胞を守ってくれるメラニン。しかし、長時間強力な紫外線を浴びるとメラニン生成が活発になります。紫外線の浴びすぎなどでターンオーバーのサイクルが狂うとメラニンは押し上げられず、肌に残ってしまい、シミの原因になってしまうのです。
SPFとPAの違い
日焼け止めの表記を見ると数字と「+」の文字がありますよね。これらが持つ意味を解説します。
数字で表すSPF
SPFとはサンプロテクションファクターの略。強力な紫外線波、UVBを防ぐための効果指数です。1〜50+の数値で表します。数値は持続時間と勘違いされることがありますが、この数値が表しているのは防御力。通常時の何倍のUVBに耐えられるかという数値です。
数値が大きければ大きいほど防御効果が高いものといえます。
「+」で表すPA
PAとはプロテクショングレイドオブUVAの略で、生活に密着しているUVAを防ぐ効果のことをいいます。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階の+で表され、+の数が増えるほど防御効果が高いといえます。
数値を理解してその場に適した日焼け止めを
日焼け止めは、SPFとPAの数値が高ければ良いというわけではありません。高ければ高いほど肌に負担がかかり、肌荒れの原因や乾燥に繋がります。
自分の肌質やシーンに応じて選ぶことが大切です。
炎天下のレジャーにおすすめの日焼け止め
長時間紫外線にさらされる、レジャーやマリンスポーツ、フェスなどのシーンは国内最高値の日焼け止めがおすすめ。汗をかいたり水に濡れることを考慮して、汗に強いものやウォータープルーフのものを選びましょう。二時間ごとなど、こまめに塗り直すこともポイントです。
焼けない日焼け止めとして名高いアネッサ
1992年に発売以降、焼けない日焼け止めとして人気のあるアネッサの日焼け止め。独自のアクアブースターEX技術によって、汗や水に触れるとUVブロック膜が強くなるという特徴があります。
80分間の水浴テストで確認済みの安心のウォータープルーフ処方。マリンスポーツや汗をかくときにぴったりです。乳液タイプで塗りやすく、美容成分配合で乾燥も少ない日焼け止め。シトラスソープの香りで日焼け止め特有の香りを感じさせません。
摩擦やこすれに強い日焼け止め
顔にもからだにも使える日焼け止め。ジェルなので伸びがよく、塗りやすいこともポイントです。魅力は摩擦やこすれに強いフリクションプルーフ。洋服のこすれや、汗を拭くときの摩擦で日焼け止めが取れてしまう心配がありません。ヒアルロン酸とコラーゲンの美容成分配合で乾燥肌にも安心。洗顔やボディソープで簡単に落とせることも魅力です。
優しい使い心地が嬉しいミルクタイプ
和漢植物エキス配合のミルクタイプの日焼け止め。肌に優しいことがポイントで、スキンケアをしながら日焼け対策が出来るイメージです。ミルクタイプなので伸びも良く、肌馴染みも抜群。化粧下地としても使える顔とからだ用の商品です。洗顔料やせっけんで落とせます。
UVカットしながら肌をトーンアップ
UVカットをしながら肌をトーンアップしてくれる日焼け止め。白い肌が好きな女性にぴったりです。透明感を出すラベンダーカラーが特徴。顔にもからだにも使えます。サボンの香りでツンとする匂いがしないこともポイント。スーパーウォータープルーフ処方なので夏のフェスや野外ライブなどでも使えますね。防腐剤フリー、弱酸性で肌に優しいことも魅力です。
化粧品ハイブランドの顔・からだ用日焼け止め
紫外線だけでなく、ほこりなどの微粒子もブロックしてくれる日焼け止め。エアコンなどで乾燥しがちの肌にうるおいを与えてくれる、保湿成分が配合されています。伸びがよく、肌馴染みで良いことも嬉しいポイント、少量でもしっかりと伸びてくれます。表面はサラサラになるのに、肌はふっくらと保湿されることも魅力です。フローラル系の香りでボディクリームのように使えます。
敏感肌の人にも安心して使える日焼け止め
紫外線吸収剤を使用していない、肌に優しい日焼け止め。軽いつけ心地で肌馴染みがよく、つけている感覚が少ないことがポイントです。無香料なので香りが苦手な人にもおすすmです。赤ちゃんにも使えるほど肌に優しい分、落ちやすいので、こまめに塗り直すことが必要です。
スキンケアする日焼け止め
素肌の美しさを追求した日焼け止め。肌に負担の少ない天然ミネラルと植物由来オイルを配合しています。日焼け止めで感じやすい「きしみ」のない使用感を追求して作られたアイテムなので、塗り心地はしっとりとしていて肌に馴染みます。化粧下地としてもぴったり。柑橘系の爽やかな香りで、塗った瞬間に爽快感が溢れます。
エイジングケアする日焼け止め
上質なクリームのような使い心地で高級感溢れる日焼け止めです。スキンケア効果に優れており、肌を整える効果があるので、化粧下地としてもぴったり。少量でも伸びがよく、保湿クリームのように肌を乾燥から守ってくれます。塗っていれば一日中しなやかでハリのある肌に導いてくれるので、エイジングケアにも最適です。顔にもからだにも使えます。
日常的に使いたい日焼け止め
短時間の軽い運動や、ちょっとした買い物であればSPF30程度のものでも紫外線対策になります。強いものを日常的に使うと肌荒れすることもあるので、季節によっても使い分けることがおすすめです。
うるおい成分配合のニベア
日常の紫外線から守ってくれる、スキンケア感覚の日焼け止め。ジェルタイプで優しい使い心地です。ヒアルロン酸と天然植物エキス配合で、肌にうるおいを与えてくれます。顔にもからだにも使えます。ポンプ式なので家に置いておけば気軽に使えることもポイント。せっけんで落とせるので、肌の負担も少なく済みます。
赤ちゃんの肌にも使える優しい日焼け止め
敏感肌に優しいキュレルの日焼け止めなので、肌荒れしにくく、肌の弱い人にもおすすめです。肌ダメージ防止成分を配合しているので、日焼け後の火照りなども防いでくれます。乳液タイプで伸びがよく、化粧下地としても使えます。にきびのもとになりにくい処方も行っているので安心。赤ちゃんの肌にも使えるほど優しい日焼け止めです。家族で使うこともおすすめです。
花粉からも守ってくれる日焼け止め
日焼け止めの機能だけでなく、アレルバリアテクノロジー搭載で、花粉やちり、ほこりなどからも肌を守ってくれます。乳幼児の肌にも使えるほどの低刺激。化粧下地としても使えて、塗ると肌がトーンアップして明るくなります。しっとりとした感触のテクスチャーで、うるおうので乾燥肌の人も試す価値あり。花粉が気になる季節にもおすすめです。
からだ用と顔用を使い分けよう
からだと顔の皮膚は薄さや皮脂腺の数が違います。現在では兼用のものも多いですが、専用のものはその部位以外は使わないようにしましょう。
化粧下地としても使える顔用日焼け止め
化粧品ブランドRMKの顔用日焼け止め。素肌よりもつけている方が気持ちいいと言われるみずみずしい感覚です。つけ心地はさらっとしているので、ベタベタしている感じが苦手な人にもおすすめです。白浮きしないので化粧下地としてもばっちりです。
BBクリーム代わりにも使える日焼け止め
肌の不調をカバーしながらも強力な日焼け止め効果がある嬉しいアイテム。無香料でアルコールフリー、パラペンフリーと肌のことを細かく考慮している一品です。カバー力があり、上から粉をつけるだけでベースメイクが完成します。上からファンデーションを塗るとやや厚塗り感が出るので、薄付きが好きな人におすすめです。
プチプラでも確かな効果
普段の生活の中の日焼け止めとしてもぴったりの化粧下地。1,000円以下のプチプラにも関わらず、毛穴や色ムラをカバーしてくれます。うるおいがあり、顔につけるとツヤ感アップ。日焼け止め効果も兼ね備えているのにベタつかず乾燥しません。保湿力があるので乾燥肌の人にもぴったりです。
オーガニックで肌に優しい顔・からだ兼用アイテム
化粧下地としても使える、顔とからだ兼用タイプの日焼け止め。赤ちゃんにも使える優しさです。オーガニックなので肌に優しく、1年を通して紫外線から肌を守ってくれます。塗ると、しっとりみずみずしい潤いで乾燥知らず。敏感肌の人や、子どもと一緒に使いたい人におすすめです。
重さゼロの日焼け止め
汗、擦れに強く落ちにくい顔とからだ兼用の日焼け止めです。化粧下地としても使えます。せっけんで落ちるので全身に塗っても安心。塗った後の保湿力は抜群です。しっとりするのにサラっとしているので、すぐに服を着ても安心です。香りはホワイトフローラルでリラックスする匂い。重さゼロの日焼け止めです。
まとめ
日焼け止めと一口に言っても様々な種類があります。使うタイミングを間違えると肌が荒れてしまうことも。日焼け止めの表記や使うシーンをよく考慮して、正しく紫外線対策を行いましょう。
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