マインドフルネスとは?ストレス社会で身に付けたい最強メソッド

      2019/02/10

マインドフルネスが企業研修で注目される背景に、ストレスによる心と体への影響が問題視される現実があります。今回はマインドフルネスの意味や効果について詳しくご紹介いたします。マインドフルネスをうまく取り込んで、ストレスと上手く付き合っていきましょう。

マインドフルネスとは?

マインドフルネスとは、今この時の状況や心境を何の感情も交えずに、客観的に受け入れることです。つまり、雑念を持たないで能動的に目の前のことに取り組むことができるという状態なのです。

社会人になると、多少なりともストレスを感じるシーンがありますよね。仕事なら、待遇面、結果が出ない、進まない、忙しすぎる、人間関係のこじれなど。人によって抱えている問題は様々です。仕事の悩みは、年齢を重ねるとより深刻化していくもの。勤務年数によって次第に責任ある立場を任されていくので、それに比例してストレスが増えていくことも多いでしょう。

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自分なりのストレス発散方法があればいいのですが、多くの人が気持ちを切り替えることができないまま無理をして働き続けてしまいます。嫌だからといって、簡単に辞めることもできない辛い現実があるのです。
さらに怖いのは、この状態を続けていくと知らず知らずのうちに心と身体が壊れてしまうということ。体に与える影響も深刻ですが、もし心の病気になってしまうと完治するまでにはそれ相当の時間がかかることになります。

そこで、ストレス対策としてマインドフルネスが注目されているのです。例えば、仕事で受け入れがたい状況に陥ったとき、「どうしてこのような状態になったのか」「これから何をすればいいのか」と考えるかと思います。このとき、ほとんどの人がそこに感情を交えてしまいますよね。悲しい、悔しい、焦りや怒りなど、負の感情がわき上がるもの。このままでは、余計に心が疲れてしまいますし、冷静に対処することができません。

マインドフルネスだと、感情を交えずに状況を冷静に受け入れ今すべきことに集中できるので作業効率がアップします。余計な心の揺らぎもないので、ストレスも感じにくくなる効果があると言われているのです。
マインドフルネスを生活に取り入れストレスと上手に付き合いましょう。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスについての本は数多く出版され、様々なメリットがあると言われています。マインドフルネスにはどのような効果が期待できるのか、一つひとつ見ていきましょう。

ストレス軽減

ストレスをとうまく付き合う


マインドフルネスは、ストレスを軽減させる効果が期待できます。
悩みすぎると精神的に不安定になり、やること全てが八方塞がりに感じてしまいますよね。真面目に頑張りすぎる人ほど、うまくストレス解消できずに自分を追い込んでしまうもの。そして、精神状態が悪化すると、うつ病など心の病気になるリスクが高まります。ストレスという言葉では片づけられないほど深刻な事態を招くこともあります。

一方、マインドフルネスだと、感情による心のざわつきが抑制され、精神的に安定してきます。また、過度なストレスを感じにくいので、心の病気を防ぐ効果も期待できます。自分自身を守るためのメソッドと言えるでしょう。

集中力が高まり作業効率があがる

目の前のことに集中


マインドフルネスで余計な考え事を排除すると、集中力が高まります。
人間はどれだけ懸命に取り組んでも、目の前のことだけに集中できる時間はそれほど長くありません。事実、黙々と作業しているつもりでも、無意識のうちに仕事と関係のないことを考えてしまっている、という経験がある人が多いのではないでしょうか。そして、色々なことを考えているうちに、頭の中でネガティブなストーリーを作り上げて、落ち込んだり不安になったり、怒りが湧くこともあるでしょう。
脳は絶えず働いているので、脳を使いすぎると脳疲労につながり作業が滞る結果になります。また、起きてもいないことに対して不安になったり、過去のミスに対して悩んだり、余計なことばかり考えている状態は脳にとって健康的とは言えないはずです。

マインドフルネス状態になると雑念がふり払われるので、頭の中がクリアになります。目の前のことに集中でき作業効率があがる効果があるのです。無駄なことにも悩まないので、脳疲労も防ぐことができますよ。

人間関係を円滑にする

人間関係は悩みのタネ


マインドフルネスは感情コントロールにも役立つので、人間関係に悩む人におすすめです。
誰でも、相性がいい人ばかりと巡り合えるわけではありません。どこにでも、ストレスの元凶となる人はいるもの。頭では分かっていても、実際目の前にすると感情を抑えられないことがあるはずです。

マインドフルネスになると嫉妬、怒りなど負の感情から解放されるので心に余裕がうまれます。思いやりをもって、他者とコミュニケーションをとることができるでしょう。
そして、優しさは優しさを生み人間関係が円滑になります。マインドフルネスは、自分だけではなく、他者にもいい影響を与えるのです。

マインドフルネスが注目される理由

企業研修でも注目

近年、マインドフルネスが注目される理由として社会的に心の病気が問題視されていることがあげられます。厚生労働省のストレスチェック制度関連法令等にも、下記のようなことが記載されています。

「仕事による強いストレスが原因で精神障害を発病し、労災認定される労働者が、平成 18 年度以降も増加傾向にあり、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止することが益々重要な課題となっている。」
引用:厚生労働省 心理的な負担の程度を把握するための検査及び面接指導の実施並びに面接指導結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針

ストレス社会において、ストレス対策は欠かせない重要な問題となっていることが分かりますね。

ストレスと仕事の関係を見てみると、強いストレスは作業効率を低下させ、企業全体の生産性を下げたり、人間関係にも悪影響を与える原因となります。先述の通り、精神障害による労災認定が増えてしまうと、優秀な人材を失う結果になるかもしれません。

その為、研修にマインドフルネスを取り入れる企業が増えているのです。企業研修では、マインドフルネスとはどのようなものか、効果や方法について説明会を開催し、実際に瞑想を行う部屋を用意するところもあります。

マインドフルネスをうまく取り入れることは、労働者の精神を安定させるといった効果が期待できます。企業の成長にもつながるので、近年注目されているストレス解消法と言えるでしょう。

マインドフルネスになる方法

マインドフルネスを目指してみよう


マインドフルネスになるためには、呼吸法を意識した瞑想がおすすめです。

瞑想は次の方法で行います。

  1. 背骨を伸ばして座る。
  2. お腹や胸が大きく「膨らむ」のを感じながら息を吸う。
  3. 息を吐くときは、反対にお腹や胸が「縮まる」のを感じる。

膨らむこと、縮まることを意識することがポイントです。呼吸は深くても浅くてもどちらでも構いません。自分が楽にできる呼吸をしましょう。
瞑想を行っているときに雑念がわいても、あるがままを受け入れ、また瞑想に戻ります。

こちらの動画は、マインドフルネスの瞑想法が分かりやすく解説されています。声に合わせて行うだけなので、初心者でも簡単にできますよ。


参考:10分間マインドフルネス瞑想2018年度最新版 一般社団法人マインドフルネス瞑想協会

呼吸法を意識した瞑想は、短時間行うだけでも効果があります。更に効果をあげたいときは、決まった時間に実践するようにすると習慣化されて、ストレス軽減につながります。

他にもマインドフルネスには、歩きながら行う方法もあります。
具体的な方法は、歩くときの左右の足の動きに集中というものです。普段何気なく行う動作は全て複雑な動きの連続。それに注目するだけで、雑念がふり払われるのです。このとき、音や匂い、感覚など五感の刺激に意識を持つとマインドフルネス状態になれますよ。

▼関連リンク
ヨガの瞑想効果って?初心者にもはじめやすいおすすめ方法

まとめ

マインドフルネスとは、雑念を持たずに今この時の状況を受け入れることです。強いストレスは心と身体に悪影響を及ぼします。マインドフルネスをうまく取り込むことは、心と体を守ることにつながるのです。

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