新年の挨拶に持参する「お年賀」。日ごろの感謝や今年の挨拶を兼ねて渡す品は、どんなものがいいのでしょうか？迷ってしまいますよね。
そこで今回は、お年賀にぴったりのおすすめギフトを紹介していきます。お年賀を贈る時期や相場、人気の品、のしに関するマナーについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
お年賀とは？
お年賀とは、お世話になっている人のお宅に、新年の挨拶に行くときに持参する手土産のことです。昨年のお礼と今年もよろしくお願いしますという気持ちを込めて贈ります。
おさえておきたいお年賀のマナー
一般的にお年賀は、目下の人から目上の人に贈るものです。中には、親戚や親しくしているご近所さん、職場の人同士で贈りあうケースもあります。
どんな場合でも、新年の挨拶で失礼がないように、しっかりマナーをおさえておきたいですね。
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時期は？
基本的にお年賀は、「松の内（お正月飾りを飾っておく期間）」の間に贈ります。松の内については、地域によって多少違いがあり、関東地方であれば7日、関西地方であれば15日とするところが多いようです。
ただし、松の内であれば、いつでもいいというわけではありません。相手の都合も考えて、元旦は避けるようにしましょう。
相場は？
お年賀では、あまり高価なものは贈りません。あくまでも挨拶の品、相手に気を遣わせないような配慮が必要になります。目安は3000円、高くても5000円前後のものを選びましょう。
のしは必要？
お年賀には「のし紙」を付けるのがマナーです。一般的なお祝いの際に使われる、紅白5本蝶結びののし紙を使用しましょう。水引の結び目上部には、「御年賀（お年賀）」または「御年始」と書きます。水引の結び目下部には、きちんと名前も入れましょう。
どんな品が人気？
お年賀に贈る品は、名刺代わりともいわれているので、高価でなくてもいいものを贈りたいですね。相手の好みや家族構成などを考えて選びましょう。
日持ちするお菓子やお茶、タオルや石けん、洗剤などの日用品は、人気かつ定番の品です。
お年賀のタブー
お年賀は、新年の挨拶に直接持参する手土産です。そのため、お歳暮のように、宅配便などを利用して贈るのは避けましょう。また、喪中の場合は「寒中見舞い」として松の内が終わり、立春までにご挨拶に伺いましょう。
お年賀におすすめの「和菓子・洋菓子」
ごちそうを食べる機会も多いお正月。しばらくすると「お正月料理に飽きちゃった」なんて感じる人も多いでしょう。そんなときに食べたくなるのが「和菓子・洋菓子」。お年賀の品としても大変人気です。
干支の絵柄がかわいいどら焼きで新年のご挨拶
老若男女問わず人気のどら焼き。お正月料理のあとにも食べやすい和菓子ですね。日持ちするものも多く少しずつ楽しみたい女性やご年配にもぴったりです。
干支やお正月にちなんだ絵柄が入っているので新年の特別感も演出。日ごろの感謝の気持ちも伝わりそうです。
おめで鯛！アップルパイ
新年の特別感を大事にしたい人には、こちらもおすすめ。古くから縁起物として扱われている「鯛」の形をしたアップルパイです。開けたときのインパクトは抜群！かわいくておいしい、素敵な贈り物になるでしょう。お子さんがいる家庭へのお年賀に喜ばれそうです。
包装に使われる紅白の箱や風呂敷も、新年のめでたい雰囲気にぴったりですよ。
ちっちゃな鯛がたっぷり30個！あん入りマドレーヌ
続いても、お正月にぴったりな「鯛」のお菓子。鯛の形をした小ぶりなあん入りマドレーヌです。いちご味もあるので、お子さんがいる家庭にも最適。
商品名の「満願成就」には、神仏に祈った願いが叶うという意味があります。年のはじめに贈りたいお菓子ですね。たくさん入って新年会などに持参したいときにも便利です。
石臼挽き抹茶を贅沢に、抹茶菓子
和風の料理が多いお正月には、抹茶のお菓子も合いますね。こちらは、抹茶を使った和菓子・洋菓子の詰め合わせセット。縁起のいい末広がりにちなんで、八角形の化粧箱に入れられています。
こちらの抹茶菓子は、昔ながらの石臼で挽いた抹茶が使われているので、お菓子でもしっかり香りが楽しめます。見た目も味も上質なので上司へのお年賀に最適です。
うす焼きの元祖、老舗のおせんべい
日持ちするおせんべいは、お年賀の品としても大人気。甘いものが苦手な方にも贈りやすいですね。
こちらの華やかな箱が目を引くおせんべいギフトは、縁起のいい八角形の千代箱に入れられています。千代箱に使われているのは、手染めの友禅和紙。直接買い付けた友禅和紙を、職人がひとつひとつ手作業で貼り付けているという、こだわりの箱です。
創業85年の加賀屋米菓の「うすば焼き」は、うす焼きせんべいの元祖。全国菓子大博覧会で最高賞も受賞した技術を用い薄いのにコクがあるおせんべい。外箱だけでなく、中身も満足してもらえる銘菓です。
クセになりそうな食感、ゴールドブリュレチーズプリン
なめらかでつるんとした食感のプリンは、お正月のごちそう疲れしたお口によく合います。ただ、近くのお店で購入する場合は、消費期限が短いものも多く、持って行きづらいという人も多いでしょう。
そんなときおすすめなのが、こちら。チーズタルト専門店「PABLO」のチーズプリンです。常温保存可能で、日持ちもするので、お年賀にぴったりです。
お年賀におすすめの「お茶・ドリンク・アルコール」
続いては、ギフトの定番「お茶・ドリンク・アルコール」から、お年賀におすすめのアイテムを紹介していきます。
創業約400年、おもてなしの心が詰まったお茶（日本茶）
お年賀の品の定番ともいえる「お茶（日本茶）」。何を贈っていいか分からない目上の方にも贈りやすい品です。ギフトセットもたくさんあるので、予算に合わせて選んでいきましょう。
こちらは、創業約400年の京都利休園のギフトセット。玉露と煎茶の詰合せとなっています。木箱風の箱や、和柄が美しいお茶の缶も上品ですね。
BOOK型ギフトボックス入り、国産和紅茶セット
洋菓子好きなら紅茶という選択肢もありますよ。こちらは、国産茶葉を使って作られた「和紅茶」のギフトセット。外国の紅茶とは違った、自然で柔らかな風味を楽しめます。
箱は、本のデザインになっていて、とてもおしゃれ！箱は写真整理箱として使うのも楽しいですね。和菓子や洋菓子と合わせて贈っても喜ばれるでしょう。
コーヒー飲み比べセット
紅茶よりコーヒーが好きな方には、コーヒーギフトを贈りましょう。紅茶同様、和菓子や洋菓子に添えて贈るのもいいですね。いろんなギフトセットがあるので種類や価格を見ながら選んでください。コーヒーの飲み比べセットなら、コーヒー好きにもぴったり。こちらは、UCCコーヒーの人気銘柄を集めたギフトセット。引き出し式になっている箱は、おしゃれで特別感があり贈り物にうってつけですね。
お子さんがいても安心、千疋屋のストレートジュース
小さなお子さんがいる家庭へのお年賀には、フルーツのジュースも喜ばれます。ただし、子ども用のジュースは、産地や添加物などに気を遣っている人も多いので選ぶときは注意が必要です。
こちらは、銀座千疋屋のフルーツジュースのギフトセット。砂糖や香料などが加えられていないストレートジュースなのでお子さんも安心です。
ダイヤモンド麦芽を使用、ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム
お酒好きの人へのお年賀には、ビールギフトが定番です！お歳暮やお年賀シーズンは、各メーカーがいろいろなギフトセットを用意しているので、ぜひチェックしてみましょう。
ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリームは、ダイヤモンド麦芽をじっくり煮出し濃厚で芳ばしい麦汁を抽出。「MASTER’S DREAM」〜醸造家の夢〜と称されたビールは、飲む人をうならせます。大切な方へのご挨拶ギフトにおすすめ。
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お年賀におすすめの「日用品」
続いては、お年賀におすすめの「日用品」ギフトの紹介です。お年賀で贈る場合は「たくさんあっても困らないもの」や「消耗品」から選んでいきましょう。
柔らかな肌触りの高級フェイスタオル
使用頻度が高く何枚あっても困らないタオルは、お歳暮やお年賀ギフトの定番です。定番ということは、その分、受け取る側の人が既にもらっている可能性も高いということ。そんな中でも、もらって嬉しいと思ってもらえるように、しっかり質にもこだわって選びましょう。
こちらは、国産の高品質タオルの代名詞・今治タオルのフェイスタオルです。手間のかかる異種交配、ハイブリット長綿シャンカール6の中でも最高品質をふんだんに使用し、ソフトな風合いと柔らかな肌触りを実現。木箱入りで高級感もあり贈り物に最適です。
しなやかな理想のバスタオル
※ホワイト＆グレーかホワイト&ブラウンの2枚セットになります。
お風呂上がりには、吸水性抜群、しなやかな風合いのバスタオルを。
こちらは、今治産のバスタオル。ふわふわした肌触りにこだわったmeilleur（メイユール）という商品。
無添加でやさしい、洗剤ギフト
お歳暮でも定番の洗剤は、お年賀にもぴったりですよ。
ただし、最近は、無添加やオーガニックなど洗剤の成分にこだわっている人も多いので注意しましょう。特に小さいお子さんがいる家庭に贈る場合は、配慮したいもの。
そんな中でも、比較的贈りやすいのが、シャボン玉石けんの洗剤ギフト。長年、無添加にこだわり続けているメーカーなので、安心して贈れます。
バスボムで香りに包まれるバスタイムを
寒い冬は湯船に浸かることも増えるので、入浴剤を贈るのもいいですね。手ごろなものも多いのでご近所さんへのお年賀にも使いやすいでしょう。届いてからのお楽しみ、バスソルト4種類とのセット。リボン付きのクラフトボックス入りなのでギフトにもちょうど良いですね。
植物由来のボディケアグッズ
家族や親しい友人宅へのお年賀であれば、美容系のギフトでもいいでしょう。好みが分かれるので、商品選びは難しいですが、日常より高品質な一品を贈れば、喜んでもらえること間違いなしです！
こちらは、BOTANISTのボディケアグッズ。上品な香りが楽しめるセットになっています。
お年賀におすすめの「お花」
最近は、お年賀の品に「お花」を贈る人も増えてきています。贈り物の定番でもあり、華やかさもあるお花。お年賀の贈り物としては目新しく、いつもと違ったものをと考えているならぴったりです。新年に彩りを添える花を贈ればきっと喜んでもらえますよ。
紅白の水引付きお正月アレンジメントフラワー
お正月らしい装飾が楽しめるアレンジメントフラワー。お花が好きな人であれば、受け取ったあと、自分でアレンジもできるので、大変喜ばれます。価格帯も広いので、贈る相手に合わせて選んでみましょう。
お年賀として贈るので華やかさも意識して選びましょう。
手入れ不要できれいが続く、プリザーブドフラワー
生花のように美しく、かつ長持ちすることで知られるプリザーブドフラワー。そのまま飾るだけでインテリアとしても使えます。コンパクトなものも多く、難しい手入れも必要ないのでアレンジメントフラワーよりは、お年賀の品として贈りやすいでしょう。
デザインは、和にも洋にも合うものがおすすめ。長持ちするプリザーブドフラワーの場合、「お正月感」が出過ぎていないものの方が、長く飾ってもらえます。
まとめ
新年の挨拶で渡すお年賀ギフト。何より大事なことは、相手に気持ちが伝わるかどうか、喜んでもらえるかどうかということです。今回紹介したものを参考にしつつ、相手の喜ぶ顔を想像しながら、素敵なお年賀ギフトを探してくださいね。
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