出会いと別れの季節には寄せ書きを贈る機会も多くなりますよね。簡単なようで色紙作りはデザインを考えるのも大変です。大人数か少人数かによって選択肢も変わりますし、以前と同じアイデアを使うことも気が引けます。
そこで今回は、色紙のデザイン作りを助ける、さまざまなアイデアをご紹介していきます。オンラインサービスについてもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
もくじ
色紙作りのアイデア【大人数編】
はじめに、大人数で用意する色紙作りのアイデアからご紹介していきます。
1.大人数で書く色紙の選び方
10人~20人くらいであれば、大色紙1枚でまとめることができます。20人以上で書く場合は、少なくとも大色紙2枚分(二つ折り色紙)は用意しておきたいですね。もっと大人数になる場合は、大色紙3枚分(三つ折り色紙)が50人を目安に、必要な色紙の枚数を考えてみてください。
もちろんこれは、あくまで目安。メッセージを書くスペースの大きさやデザイン次第で、必要な色紙の枚数は変化します。はじめに色紙1枚分をイメージしながら、どんなデザインにするか、どのくらいメッセージが入るのか考えた上で用意するといいでしょう。
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2.メッセージ部分(大人数)の準備で気を付けること
配って書いてもらう方が効率的
大人数の色紙作成では、参加者全員からメッセージを集める作業が何よりも大変です。そのため、ひとりひとりに配って、バラバラでメッセージを書いてもらえるよう、事前に準備しておきましょう。
色紙本体に書くスタイルにすると、大人数であればあるほど時間がかかってしまいます。後から回ってきた人が急いで書くことになる可能性もあるので、個別で書いてもらえる方法の方が、色紙担当者にとっても参加者にとってもいい方法です。
シンプルな吹き出しタイプも使いやすい。
用意する枚数と紙のデザインについて
枚数は、必要枚数の1割増くらいで用意しておきましょう。紛失したり破れてしまったりした人のために、予備があった方が安心です。
紙の形は、似ている形が2~4種類くらいの方が、全体としてまとめやすくなります。色は薄い色がおすすめ。濃い色の紙はメッセージが読みにくく、数が多いとごちゃごちゃした印象になりやすいです。全体的なデザインも考慮しながら、全体で2~4色に収まるようにした方が、おしゃれにまとまります。
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紙を配るときに気を付けること
メッセージを書いてもらう紙にも注意が必要です。
大人数の場合、どうしてもメッセージを書くスペースが小さくなりがちです。紙を配る前に一度自分で書いてみて、書く側・読む側両方の目線に立って確認してみましょう。
裏表や上下がある紙の場合は、どちらの面・どの向きに書いてほしいのか、紙の裏側に書いておきましょう。大人数では色紙の仕上がりをイメージできない参加者も多いので、裏表や上下反対に書いてしまう人も少なくありません。仕上がりのデザインにも影響してくるので、気を付けてくださいね。特に無地の紙は要注意です。
3.デザインのコツ!大人数だから気を付けたいポイント
余白を残す
大人数の色紙は、ただでさえ文字が多くごちゃごちゃした印象になりやすいです。そのため、全体をデザインするときは、意識的に余白を残すようにしましょう。程よく間隔があった方が、メッセージも読みやすいですよ。
似顔絵や思い出の写真を中心に
色紙の中心に似顔絵を置いてデザインするのは定番ですよね。けど似顔絵なんて描けない!という場合は、是非プロに頼んでみましょう。POPでカラフルなテイストや写真のような似顔絵までテイストも選べます。ひとりあたり、2000円から5000円ほどが中心の価格帯。早くて1日から制作してくれます。
似顔絵を頼んでみる
色紙に使う色は2~4色が基本
色紙本体のデザインに使う色は、2~4色くらいにまとめると統一感が生まれおしゃれに見えます。色紙を贈る相手のイメージに合った色から選んでみてはいかがでしょうか?
もちろん、カラフルな色紙も素敵です。色をたくさん使いたいときは、色味を揃えましょう。バラバラに使うよりも、淡い色同士、鮮やか色同士でまとめた方がきれいに見えます。
ただ、大人数の場合は、メッセージ部分のペンの色もバラバラになる可能性が高く、まとまりのない色紙になりがちです。そのため、使う色を少なくし色紙本体で統一感を出しておいた方が、おしゃれな色紙に仕上げやすいですよ。デザインを考えることが苦手な方は、特に意識して作成してみてください。
4.参考にしたい大人数の色紙デザイン
風船
ポップでかわいい風船デザインは、色紙担当が初めての方でも作りやすい、シンプルかつおしゃれなデザインです。メッセージ部分はシンプルな円でも問題なし。紐部分と風船を持っている人を描いて完成です。相手の名前も忘れずに。
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こちらの色紙は、風船の色をキャラクターの色に合わせているので、とてもきれいにまとまっています。余白もあり、見やすい色紙です。風船が枠から少しはみ出しているところも、立体的でいいですね。
人を描くのが難しい場合は、写真を貼ったり、色紙全体に風船をちりばめたりする方法もありますよ。二つ折りや三つ折りにも応用できるデザインです。
人気の風船柄は、メッセージシールとしても取り扱われています。人数分用意するのが面倒な場合はシールを利用してもいいですね。
立体的なメッセージ
大人数の色紙は、書くスペースが狭くなってしまうのが悩み。そんなときは、立体的なメッセージのデザインを採用しましょう。
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二つ折りのメッセージカードにすれば、メッセージを書くスペースが2倍に広がります。さらに、カードの表も装飾できるので、元の色紙の3倍分の装飾やメッセージを書けることになります。カードを小さくしたり、並べる数を増やしたりすれば、大人数でも真似できますね。カードを丸にしたりハート型にしたりと、アレンジの可能性も広がります。
ひろがる色紙でメッセージを存分に書き込んで!
2つ折りの普通の色紙をひろげたら・・・「THANK YOU」の文字にたくさんのメッセージが飛び出します!ありきたりの色紙ではものたりない、感謝をしっかり伝えたい、という相手に贈るのにぴったり!
メッセージを書き込めるシールも16枚ついています。お世話になった上司、先輩、先生に贈ってびっくりさせたいですね。
オブジェになる色紙
一味違った色紙を作りたいなら、オブジェ風がおすすめです。
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こちらは、緑とお花をイメージしたオブジェ風の色紙。リースや造花を組み合わせて手作りされた、立体的な色紙です。
アイテムに合ったメッセージ用の紙を使用しているところは、ぜひ参考にしたいポイント。大人数の色紙作成でよくある参加人数の増減にも、柔軟に対応できる色紙です。
5.色紙以外の大人数寄せ書きアイデア
大人数の寄せ書きには、メッセージブックやフォトブックもよく使われています。メッセージもたくさん書き込めますし、余ったページは写真を入れるなどして柔軟にアレンジできるところが魅力です。
各ページの装飾が必要なので、少し大変ではありますが、こちらのメッセージブックのように、統一感を持たせたシンプルなデザインなら、手軽におしゃれに仕上げることができます。
リング式のアルバムならそれぞれのページの装飾も任せることができます。ページの調整もできるので人数の増減にも対応できて便利です。
トランプ
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彼女が彼氏にトランプにメッセージを書いて贈る「52 Reasons I Love You」。これをアレンジして、大切な友達への寄せ書きに使ってみてはいかがでしょうか?
トランプはたくさんあるので、大人数でも対応可能。余ってしまうときは写真を貼ったりイラストを描いたりしてもOK!おしゃれな寄せ書きになりそうです。
トランプメッセージ専用の大きめトランプなら、装飾もしやすいですね。ぜひチェックしてみてください。こちらは、パンチ穴が付いていて便利ですね。
思い出の品に直接書き込んで
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Tシャツやその人の好きなもの、みんなの思い出がつまった品に直接メッセージを書き込むのもアリ!月日がたっても、より鮮明に一緒に過ごした日々を思い出してくれるかもしれませんね。
色紙作りのアイデア【少人数編】
続いては、少人数で用意する色紙作りのアイデアをご紹介していきます。
1.少人数で書く色紙の選び方
少人数で色紙を作成する場合は、あらかじめ小さめサイズの色紙を用意しておくと便利です。
大色紙より小さいタイプの小色紙は、サイズが約180mm×約210mmで、大色紙より一回り小さいサイズ感です。それよりもさらに小さいサイズもあるので、組み合わせながら作成してもいいでしょう。この他にも大色紙よりやや小さめのA4サイズの色紙もあります。これらの中から、人数や文章量、デザインなどを考慮しながら、ふさわしいサイズの色紙を選んでください。
2.メッセージ部分(少人数)の準備で気を付けること
全体のデザインを先に考えてしまうこと
少人数の色紙は、計画的に進めないと、余白ができて寂しい感じになってしまいます。そのため、先にデザインを確定させてから、メッセージを書いてもらう準備を進めた方がきれいに仕上げることができます。
全員が書き終わってからでは、融通が利かないことも多いので、色紙に直接書いてもらう場合も、カードを配って書いてもらう場合も、まずはデザインから決めていきましょう。
文章の方向、文字の大きさ・色をそろえておく
大人数の色紙と比べると、少人数の色紙はひとりひとりのメッセージがよく目立ちます。そのため、文章の方向や文字の大きさ・色がそろってない人がいると、その人だけが目立ってしまう可能性があります。
他のデザインがおしゃれでも、ここがそろっていないと台無しになってしまうので注意してください。
3.デザインのコツ!少人数ならではのポイント
鮮やかでカラフルな色遣いがおすすめ
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色紙に使う色は、鮮やかでカラフルな色がおすすめです。大人数の色紙の場合、鮮やかでカラフルだとごちゃごちゃした印象になりやすいですが、メッセージの数が少なく余白も十分に確保できる少人数の色紙なら大丈夫。むしろ少し派手なくらいの方が、寂しさを感じさせませんよ。
もちろん、デザインとの相性も大事です。落ち着いた雰囲気に仕上げたいときは、淡い色やシックな色を使っても問題ありません。
大切なことは色の組み合わせ。色合いに迷ったら、大人数の色紙と同様に2~4色に絞ってデザインしていきましょう。
装飾し過ぎに要注意
少人数の色紙を作っていると、どうしても余白が心配になって装飾を足したくなることがあります。しかし、装飾が多すぎるのもよくありません。
寄せ書きをする人数の多さに関わらず、おしゃれでまとまりのある色紙は、きちんと余白があります。余白があるからこそ、メッセージや装飾など他のデザインがおしゃれに見えるわけです。
特にメッセージがない段階では、かなり余白が多く見えて、装飾を足したくなります。一度デザインを決めたら、メッセージの部分が埋まるまではあまり触らない方がいいかもしれません。
4.参考にしたい少人数の色紙デザイン
インテリア性の高いデザイン
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メッセージ部分を隠すデザインなら、文章の向きや文字の大きさ・色の心配をする必要がなくなりますね。
こちらは、ポップでカラフルな手書き色紙。全体にイラストが描かれていて、見ていて楽しいデザインです。メッセージの文字を見せないようにすることで、1枚の絵のような仕上がりになります。いい意味で色紙感を出したくないときに参考にしたいデザインです。
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こちらも、色紙全体を使ったデザイン。各キャラクターの後ろにメッセージが書かれています。正面からだと全く分かりませんね。このままインテリアとして飾ってもいいくらい、かわいくておしゃれな色紙です。
フレームのデザイン
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色紙のフレームを彩るだけでも、おしゃれで華やかな色紙になりますね。
こちらは色紙に造花を貼り付けたもの。立体的なデザインの色紙は、インテリアとしても使えるところが魅力ですね。
5.色紙以外の少人数寄せ書きアイデア
人数がすくないと寂しくならないよう、台紙となる色紙そのものの工夫も必要です。デザインが得意なメンバーがいれば、きれいに装飾してくれますが、そうとも限りませんよね?そんな時は、デザイン性の高く少人数用に設計されたものを選ぶと失敗も少ないはず。人数がすくない場合におすすめの色紙を集めました。
これこそ本当にずっと残る花束のプレゼント?!
一見、花のイラスト?と思いきや、裏には1本1本メッセージが書かれた寄せ書きが。見た目も美しい上にデザインも完成されており、少人数でも映えますよね!メッセージは6人分。少人数のチームにぴったり。
花の種類もいくつかあり、チューリップやバラなどデザインも選べます。カーネーションなら母の日にもよさそう。
バルーン柄やクローバー、ローリーポップなどのデザインもあるので贈る相手によって選べます。
絵になる寄せ書きで思い出を残そう
木製のフレーム入りでスタンドや壁掛けようの紐もついており、インテリアにもなります。メッセージカードは10枚。10人以下の場合もそのままはっても絵になります。メッセージカードも裏にある切り込みをかみ合わせて立体的になりフレームからたくさんのハートの風船が飛び立つよう。木製の装飾パーツやリボンもついており寄せ書き自体がちょっとした贈り物に。
風船デザインの他、花束、トイプードル、サッカー、お寿司、おみくじなどバリエーションも豊か。相手の趣味や年代にあわせて選べます。
ポップアップカード
絵や写真が飛び出すポップアップカードは、少人数の寄せ書きによく使われている方法です。手作りすることもできるので、特別なプレゼントとして大変喜ばれます。
もちろん、購入も便利ですよ。かわいくておしゃれなデザインが多く、誕生日・卒業・就職・結婚・出産など、さまざまな目的に合ったデザインが豊富に揃っているので、急いで用意しなければいけないときも助かります。花柄は、どんなシーンでも使える万能デザイン。かわいすぎないデザインで、どの世代の女性にも贈れますね。
瓶入りメッセージ
メッセージツリー
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立体的な木の幹に、メッセージを書いた葉っぱを貼り付けていくメッセージツリー。少人数でも全ての葉っぱを貼れば寂しい印象になりません。何も書いていない葉っぱばかりだと少し寂しいので、みんなで工夫してイラストやメッセージを書き加えてみましょう。小さな葉っぱでも、少人数なら何枚も使えるので、伝えたい気持ちをしっかり伝えることができます。
色紙デザインに欠かせない!マスキングテープの便利な使い方
それではここで、色紙のデザインに欠かせないマスキングテープの便利な使い方をご紹介します。
マステのアイデアは無限大こちらも参考に→真似したい!おしゃれなマスキングテープ 使い方アイデア集
マステリボンで立体感と華やかさをプラス
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マスキングテープを切ったり貼り合わせたりすることで、リボンを作ることができます。リボンがあれば、色紙に立体感と華やかさをプラスすることができます。
マステシールはちょい足しに便利
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あと少しだけ隙間を埋めたい、一カ所だけ余白が気になる。そんなときマスキングテープがあれば、シールを作って隙間を埋めることができます。
カスタマイズできるマステガーランド
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色紙に貼るガーランドも、マスキングテープと紐があれば自分で作ることができます。長さや幅、柄を自由に選べるので、色紙の雰囲気に合わせて作れるのが魅力です。
デザインを邪魔しない無地×単色が便利
色紙のデザインにプラスしてマスキングテープを使うのであれば、今の色紙の雰囲気やデザインを邪魔しない、無地×単色のマスキングテープがおすすめです。色紙に使っている色と同じ系統のものを合わせれば、後からプラスしても自然になじみますよ。
オンラインで寄せ書きが作れるyosetti(ヨセッティ)が便利
最後に、おしゃれな色紙が簡単に作れる、オンライン寄せ書き作成サービスをご紹介します。
オンライン寄せ書き作成サービスとは?
その名の通り、オンライン上で寄せ書きを作成できるサービスです。デザインの選択やメッセージの回収なども全てオンライン上で行います。オンライン上で作業するので、遠方にいる人からもメッセージを集めることも可能。写真も簡単に入れることができます。大人数でも少人数でも対応してくれるので、いろいろと悩むことなく作れるのも嬉しいですね。
さらにyosetti(ヨセッティ)ならは、完成した寄せ書きを色紙に印刷して配達してもらうこともできます。大変な作業は一切なし!おしゃれでクオリティの高い色紙を簡単に作ることができるサービスです。
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まとめ
色紙のデザインは、その色紙のクオリティを決める重要なポイント。さまざまなアイデアを参考にしながら、納得のいく素敵な色紙を作ってください。
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